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経緯に少しだけ節のあるような紬紗の生地が、とても深く濃いグレー・藍墨茶色に染められ、お太鼓に大きく取られた丸は濃い紫・葡萄色に絞りで染め分けられ、その中に飛び交うトンボの姿がやはり絞り染めで表された、清涼感のある夏の九寸の開名古屋帯です。濃い色の組み合わせではありますが、生地に透け感があって白い芯が透けて見えるために絶妙な色合いとなっていて、また軽やかさもあり、夏の装いに取り入れていただきますと、とてもお洒落な雰囲気になる事と思います。白く染め抜かれたトンボや、丸の形のまわりに散らされた渦巻きの模様がとてもチャーミングで、素敵なアクセントとなっているようです。こちらの帯ですと、厚物単衣の終わり頃から、薄物単衣、そして盛夏を通して、また秋口までと比較的長い時期にお使いいただけます。これからのシーズンに白大島紬や塩沢お召などと合わせて、その後は夏大島や夏塩沢、夏結城のお着物などと合わされるのも良いですし、盛夏には小千谷ちぢみや上布類などの麻のお着物と合わされるのもお洒落だと思います。淡色系のお着物が多くなる時期に、コーディネートしやすい色使いだと思いますので、きっと重宝して出番の多いアイテムとなってくれる事でしょう。夏の装いに軽やかに寄り添ってくれるような、とても素敵な色使いの、大変おすすめの一点です。夏向けの開名古屋帯はこちらのお仕立てが主流ですが、胴の部分に裏地がついておらず、表地の縫い代を芯に直接かがる額縁仕立のお仕立てとなっています。地の色は藍墨茶「和色大辞典　#2f3133」丸の色は葡萄色「和色大辞典　#41254d」トンボの色は素色（そしょく）「和色大辞典　#eae5e3」をご参照下さい。帯とご一緒にガード加工がオススメです！ サイズ長さ：3 m 68 cm ／ 9 尺 7 寸 4 分太鼓巾：30.8 cm ／ 8 寸 1 分前巾： cm ／ 分詳細状態：リサイクル品付属品：なしご紹介商品の色は「日本の伝統色　和色大辞典」を参照しております。　またモニターや端末の設定により色の表示には差異が生じる場合がございます。　ご了承くださいませ。寸法・採寸についての詳細はこちらお仕立て替えや二部式加工等も当店にて承っております。　上記【商品についてのお問い合わせ】、またはお電話・メールにてお気軽にご相談ください。